韓経:【コラム】安倍首相62%支持率の秘訣
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.06 12:59
1日に訪れた日本の熊本県益城町は爆撃を受けたように凄惨だった。「熊本地震」(最大震度7)が発生してから5カ月が過ぎたが、あちこちに崩れた商店や家屋がそのまま放置されてものさびしかった。地震の被害や復旧状況を聞くために訪問した益城町の役所も壁にひびが入り、壊れた事務用品などがあふれていた。西村博則町長に、政府や熊本県からの支援がうまくいっているのか、住民の不満はないのかを単刀直入に尋ねた。
「地震発生直後の政府と県庁の救援活動が迅速だったし、今も懸命に復旧作業を行っている。住民たちも政府の支援に感謝している」。西村町長から意外な返事が戻ってきた。震度7を超える強震の場合、建物被害は仕方がないが最も重要な人命救助活動が直ちに実行され死傷者を減らすことができたと説明した。政府は地震翌日に自衛隊を被害現場に派遣し、国道も2日で復旧した。