日帝時代の日本警察の話扱った韓国映画『密偵』、一体どんな映画?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.30 10:17
韓国銀幕界が認める「スタイリスト」ことキム・ジウン監督(52)と国民俳優ソン・ガンホ(49)が映画『密偵』(9月7日公開)で再びタッグを組んだ。これで4作目だ。変わり者家族の死体処理騒動を描いた『クワイエット・ファミリー』(1998)、小心者の銀行員がレスリングの覆面をかぶって復しゅうに乗り出す『反則王』(2000)、1930年代の満州を舞台にした韓国型西部劇『グッド・バッド・ウィアード』(2008)でソン・ガンホはキム監督が掲げた最高の「武器」だった。肝も冷えるような緊張感や深い悲哀、しらじらしい笑いを自由自在に操るキム監督映画特有のアイロニー的雰囲気を引き出してきた。
1920年代日帝強占期を舞台にした時代劇『密偵』でソン・ガンホは日本警察の密偵、朝鮮人のイ・ジョンチュル役を引き受けた。イ・ジョンチュルは義烈団のキム・ウジン(コン・ユ扮)に近づき、義烈団は京城に爆弾を持ち込む計画を立てる。