初の中国産空母はクイーンエリザベス級…「3年以内に南シナ海配備」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.29 10:31
新空母の配備先としては大陸最南端にある海南省三亜基地が有力だ。これは南シナ海を主な活動の舞台とするという意味だ。軍事消息筋は「三亜港には航空母艦2隻が同時に係留できる施設が完工している」と明らかにした。
韓国内のある軍事専門家は「中国の新空母船団が南シナ海に出現することになれば、匹敵する海軍力がない周辺国家にとっては大変な威嚇要因になるだろう」と話した。彼は「戦闘機30機余りを常時出撃させられる移動基地が出回ることになる場合、南シナ海の状況は今とは完全に違う局面に入ることになる」としながら「中国の空母は米国と比較できる水準ではないが、全面戦争でない局地的な衝突を想定する場合には十分な抑止力を備えることになる」と説明した。