<五輪>韓国を抜いた侍スポーツ、その裏には103億円のお金の力
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.19 07:53
日本は18日午後11時現在、リオデジャネイロオリンピック(五輪)で金10・銀5・銅18個のメダルを獲得し、米国・英国・中国・ドイツ・ロシアに次ぐ総合6位だ。全体のメダル数では5位に該当する。まだ大会は終わっていないが、2008年北京大会(金9・銀6・銅10)と2012年ロンドン大会(金7・銀14・銅17)の成績をすでに上回っている。バドミントンや体操でも追加メダルが期待され、当初の目標の金メダル14個を無難に達成すると予想される。最終総合順位で韓国より上位になるのが確実視される。韓国は1988年ソウル大会以降、2004年アテネ大会を除いてすべて日本を上回ってきた。
日本のメダルボックスは投機種目だ。柔道全階級(14階級)に出場した日本は金3、銀1、銅8個を獲得した。4年前の不振(金1)を払拭した。日本の善戦の秘訣は「変化」にある。日本はロンドン大会以降、34歳の井上康生氏(38)を監督に選任した。アテネ五輪金メダリストの井上氏は先輩・兄貴のように選手を指導した。宗主国のプライドも捨て、レスリングやプラジリアン柔術など他国の武道も習った。破格的な試みのおかげで日本の柔道は今回の五輪で華麗に復活した。