韓経:日本、マイナス金利で銀行の純益3000億円減へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.15 09:41
日本銀行(日銀)がマイナス金利政策を導入してから6カ月ほど経過したが、政策の効果に対する疑いが強まっている。国債の金利下落にもかかわらず、消費と投資の回復など実物経済にプラスの影響が表れていないからだ。日銀は1月の金融政策決定会合でマイナス金利を電撃的に導入した後、2月16日から都市銀行が日銀に置く当座預金の一部に年-0.1%の金利を適用している。
日銀の狙い通りに市場の金利は大幅に落ちた。10年物国債の金利は導入前の年0.04%台から年-0.1%台に下落した。トヨタ自動車、JR東海(東海旅客鉄道)など日本企業は10年以上の社債を相次いで発行し、低金利で資金調達に動いた。