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韓経:【コラム】マイナス金利、「過猶不及」の教訓=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.11 15:32
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2008年に米国で発生したグローバル金融危機というウイルスは、恐ろしい伝染力を見せている。欧州財政危機が続くと、逆オイルショックを通じて中東およびアフリカの産油国に打撃を与え、今や中国まで伝染する兆しを見せている。

問題は処方だ。もともとは緩和的な財政政策と通貨政策をうまく混ぜて治療するべきなのに、多くの国が過去に国家負債を放漫に増やしたために拡大財政政策という良い処方は実行するのが困難だった。そうするうちに膨張的な通貨政策という単一処方で危機という病気を治療するべきなのにウイルスがあまりにも強いためにワクチン処方も一層強くなっている。量的緩和にマイナス金利という非伝統的な処方が出てきたが、問題はこれによって通貨部門に過負荷がかかりながらワクチンの副作用も深刻化しているという点だ。

 
量的緩和政策は、金利がゼロ水準になっても通貨を増やし続ける政策だ。この時、通貨の発行は主に銀行が保有する多様な債券を中央銀行が買い入れて債券代金を支給する形で実行される。銀行に貨幣が供給されながら銀行は流動性が豊富になり状態が良好になった。問題はこのようにして流動性を供給された銀行が、積極的に貸し出しを執行し始めて不良融資が増えたという点だ。もちろん銀行がひとまず積極的に融資を執行してこそお金が回って景気が浮揚する。しかし景気好転が遅れれば逆に不良融資が増加しながら銀行の収益性と健全性が損なわれる。ジレンマ的な状況が訪れたのだ。もはや欧州を中心に金融機関の株価は暴落し、再び金融危機の可能性まで提起している。

マイナス金利という政策処方も問題だ。マイナス金利政策は都市銀行が中央銀行に資金を預けておいても金利を支給せず保管手数料を取る政策だ。資金を中央銀行に預けておかずに市中に流通させろという強力な信号だ。だが量的緩和によって増えた途方もない資金を、市中に全て流通させることはかなり難しい。金利水準がマイナスになりながら預金利子や貸し出し利子は大幅に下がり、預貸マージンは顕著に減って、銀行収益性は一層悪くなっている。マイナス金利を導入したデンマークとスウェーデンは銀行が不動産担保融資を積極的に執行し始めながら不動産バブルによる危機の可能性が高くなっている。もちろん非伝統的な通貨政策を通じて貨幣発行を急激に増やせば自国通貨の価値が下がりながら自国企業の輸出に有利な環境がつくられるが、これは主要国家間の為替レート戦争を誘発させながら国家間の摩擦が高まり効果は減る。


韓経:【コラム】マイナス金利、「過猶不及」の教訓=韓国(2)

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