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米国より低い韓国・スペインの国債利回り…バブルで膨らんだ債券

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.12 11:15
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世界の「国債序列」が揺れている。韓国国債の市場金利(満期収益率)は米国より高かったが、この流れが逆転した。ブルームバーグ通信によると、11日現在の韓国の10年満期国債の収益率(市場金利)は米国債10年物を下回った。この日、韓国国債は年率1.4%水準だったが、米国は1.5%ほどだった。韓国国債価格が米国のものより高値で取り引きされているということだ。

これは昨日今日のことではない。先月10日以降1カ月間にわたりこのような傾向が続いている。ことし初めも一、二日ほど金利の逆転現象が起きていた。だが、最近のようにひと月も続くことはなかった。

 
金利の逆転は10年物だけで起きている。中期国債の3年・5年物では見られない現象だ。短期的に見ると、最近、米国実物経済が鈍化兆しを見せながらドル安に転じている。ここに韓国の国家信用格付けが上昇したことも国債価格上昇に一役買っている。

国債10年物の金利逆転現象は韓米間だけの問題ではない。フィナンシャル・タイムズ(FT)は同日、「南欧10年国債価格が急騰している」とし「イタリアとスペインの10年物利回りが1%前後で推移している」と伝えた。財政危機に苦しんでいるイタリアとスペインの10年物が基軸通貨国の米国よりも安全との評価を受けている格好だ。

奇怪な現象だ。FTは「米国が利上げに踏み切る可能性がある半面、英国やユーロ圏、日本などが量的緩和(QE)を断行したことから金利逆転現象が起きている」とした。ところがこのような金利逆転は世界の債券価格の急騰が生んだ現状の一部に過ぎない。

最近、主要国の国債だけでなくジャンクボンド(信用格付けBBBマイナス)市場まで熱くなっている。ブルームバーグのジャンクボンド指数は11日現在164ポイントをつけた。史上最高値だ。ことし2月中旬以降、20%近く上昇した。カネの力だ。NH投資証券のパク・ジョンヨン債券戦略チーム長は最近の報告書で「ブレグジット(英国のEU離脱)以後不確実性が高まると、多額の資金が債券型ファンドに殺到する現象が見られた」と説明した。

ジャンクボンドの急騰は驚くべき反転だ。昨年中盤からことし2月初めまでジャンクボンド価格は20%以上落ちた。当時、国際通貨基金(IMF)が「QE時代にバブル状態だったジャンクボンドが急落している」とし「QEで膨らんだ債券バブルが崩壊する可能性がある」と警告するほどだった。このようなジャンクボンド価格が再び20%ほど上昇し、史上最高値を日々更新している。

国内外の専門家は米国の利上げが本格化する前までは債券価格の高騰は続くだろうとみている。米シカゴ・マーカンタイル取引所の政策金利先物価格を見ると、利上げは来年初めに再開される見通しだ。この予想通りなら、債券価格の高騰はさらに3~4カ月は続く可能性がある。

一方で、債券バブルを警告する声が大きくなっている。マーケットレポート「Gloom Boom Doom」発行人で世界的な投資アナリストのマーク・ファーバー氏は最近、経済専門チャンネル「CNBC」などとのインタビューで「安全資産の代名詞である債券価格が急騰で危険資産になってしまった」と述べた。

「証券分析の父」と呼ばれている故ベンジャミン・グレアム氏が生前に「価格が非正常に上昇した資産ほど危険なものはない」と述べた言葉を思い起こさせるような警告だ。歴史的に見るとバブル崩壊はいつも予想より早く訪れた。また、崩壊は最も弱い部分から始まっている。

米経済メディアのビジネスインサイダーは「債券市場の弱い部分はジャンクボンド」とし「債券価格が落ちれば米国だけで1兆ドル(約102兆円)が危険にさらされる」と最近、警告した。

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