今夏の韓国映画、トップ俳優たちの活躍で熱い(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.03 10:26
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猛暑を忘れさせてくれる韓国映画が公開を待っている。『徳恵翁主』は実存した人物、朝鮮最後の皇女の人生を描く。(写真提供=各映画会社)
観客動員1000万人に向かって興行を続けている映画『釜山(プサン)行き』で予熱が終わった夏の劇場街が8月に入り本格的に熱くなる。大型の韓国映画3本が公開を今かと待っている。ホ・ジノ監督とソン・イェジンがタッグを組んだ『徳恵翁主』が3日に公開されるのに続き、スキージャンプを素材に人気を博した前作からアイスホッケー映画として戻ってきた『国家代表!?2』(10日公開)、『最後まで行く』で注目されたキム・ソンフン監督が演出し、ハ・ジョンウが主演した『トンネル』(10日公開)が公開を待つだけになった。
◆100万部ベストセラー小説が原作=『徳恵翁主』は映画『危険な関係』以降4年ぶりとなるホ・ジノ(53)監督の復帰作。ソン・イェジンが高宗(コジョン、ペク・ユンシク扮)の一人娘として生まれた朝鮮の最後の皇女で、悲劇の一生を過ごした徳恵翁主を演じる。2009年に出版されて100万部以上が売れたクォン・ビヨン作家の同名の小説が原作だ。父親を失い、日本に強制留学させられた翁主が、日本軍に偽装した独立活動家キム・チャンハン(パク・ヘイル扮)と出会い、危険な作戦に身を置くことになる話だ。