【社説】金英蘭法合憲、亡国的腐敗清算の契機にしよう=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.29 14:29
「不正請託及び金品等収受の禁止に関する法律」(金英蘭法)に対し、憲法裁判所が合憲の決定を下したことで韓国社会は踏み入れたことのない道を進むことになった。対価性の有無とは関係なく、3万ウォン(約2760円)以上の食事接待は受けることができなくなり、5万ウォン以上の贈り物は遠慮しなければならず、慶弔費は10万ウォン以上受け取ってはならない。慣行という名のもとで行われてきた接待文化が「秘密の取り引き」と誤解されるような法律的厳格主義の土台が整ったのだ。
憲法裁判所は昨日、金英蘭法の違憲審判請求訴訟事件を宣告して「関連法の条項が一般的行動の自由権や平等権を侵害するものではない」と明らかにした。法条項が明確性の原則に外れず、過剰禁止の原則に反していなかったと付け加えた。