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韓経:韓国モバイル市場に食い込む中国ゲーム

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.25 09:49
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ことし6月、中国系ゲーム会社LONGTU KOREAが発売したモバイルゲーム『剣と魔法』は今月20日に累積ダウンロード件数が300万を越えた。ことし発売されたモバイルゲームでは最速だ。『剣と魔法』は中国のLONGTU GAMESが開発したMMORPG(同時に多数のプレイヤーが参加できるオンラインRPG)で、NCSOFTの『リネージュ(Lineage)』のように、数百から数千人単位のユーザーが同時にオンラインで楽しむことができるゲームだ。

半面、韓国アプリマーケットのゲームランキングに国産MMORPGは見当たらない。中国MMORPGの『MU ORIGIN』や『天命』が昨年初めに発売されて人気を呼んでいるが、韓国内の主要ゲーム企業はこのジャンルで新作を出せていないためだ。韓国内のゲーム企業がモバイルゲームのトレンド対応で後手に回り国内市場を他国の好き放題にさせているという指摘が出ている。

 
◆中国に虚を衝かれた韓国のゲーム業界

韓国アプリマーケットのゲーム売り上げ10位内に入ったゲームのうち、MMORPGはすべて中国会社によるものだ。『剣と魔法』は発売直後、Google Playストアのゲーム売上ランキングで最高3位に入った。中国のLoong Entertainmentが開発し、EFUN KOREAが配信している『天命』(昨年1月発売)、中国Kingnet Entertainmentが開発してWEBZENが韓国内に配信している『MU ORIGIN』(昨年4月発売)もまだトップ10を守っている。

韓国企業もMMORPGを出して入るが大きな関心を引くことはできないでいる。ネットマーブルの『セブンナイツ』(2014年)など一人で楽しむことができるRPGが人気を博すと、ゲーム会社は興行性が確かなこのジャンルに群がった。

その間に『MU ORIGIN』など中国MMORPGが韓国市場の隙間を入り込んだ。ゲーム業界では、MMORPGは必ず攻略するべきゲームジャンルに挙げている。PCでMMORPGを体験した人々が、高性能スマートフォンの一般化を機にモバイルでもMMORPGをプレーし始めたためだ。

SNSゲーム開発会社SundayTozのイ・ジョンウン代表は「中国のゲーム開発力は3~4年前から韓国を追い越している」とし「トレンドへの対応まで手遅れになれば競争力で差をつけられる可能性がある」と懸念した。

◆チャレンジ精神を取り戻してこそ

『MU ORIGIN』などの興行でモバイル市場にもMMORPGが通じることが立証されると、韓国内の主要ゲーム会社も本格的な開発に乗り出した。ネットマーブルの『リネージュ2:アデンの夜明け』、NCSOFT『リネージュM』、WEBZENの『AZERA IRON HEART』などが下半期の発売を目指して開発している。ネクソンも年内にモバイルMMORPGの新作『メイプルストーリーM』『野生の地:Durango』などの配信を開始する予定だ。

ゲーム業界ではMMORPGの対応が遅れて中国ゲームに国内市場を明け渡してしまわないかと懸念の声が出ている。テンセントが先月、世界1位のフィンランドのモバイルゲーム会社Supercell(スーパーセル)を買収したことから、中国モバイルゲームの攻勢がさらに強まる見通しだ。

中央(チュンアン)大経営学科のウィ・ジョンヒョン教授は「ゲーム会社が新しいジャンルに挑戦せず『安全な』ゲームを作ることに安住していた」とし「今からでもチャレンジ精神を取り戻して差別化されたゲームを開発しなければならない」と述べた。

■ MMORPG

massive multiplayer online role playing game、大規模多人数同時参加型オンラインRPGゲーム。RPGの一種で、オンラインに接続している多数のユーザーが同じ仮想空間でそれぞれの役割を遂行していくオンラインゲーム方式。

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