青瓦台「朴大統領の沈黙自体が悩みの深さを見せる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.21 08:25
禹柄宇(ウ・ビョンウ)青瓦台(チョンワデ、大統領府)民情首席秘書官の問題で青瓦台内部は落ち着かない雰囲気だ。妻の家族の江南(カンナム)不動産売買で始まった疑惑が20日には陳キョン準(チン・キョンジュン)検事長の非違黙認、機動警察の息子の職務特恵などに広がった。人事検証を担当する青瓦台民情首席秘書官をめぐる疑惑は時間が経過するほど増え、青瓦台は当惑している。モンゴル訪問を終えて18日に帰国した朴槿恵(パク・クネ)大統領は、前日に続いてこの日も公式日程を持たなかった。禹首席秘書官の件にも沈黙を続けた。
朴大統領は禹首席秘書官の妻の家族の江南土地問題が初めて浮上した18日、帰国する空軍1号機(大統領専用機)での機内懇談会も省略した。匿名を求めた青瓦台関係者は「朴大統領が沈黙すること自体が悩みの深さを見せているのでは」と語った。