中国進出の韓国企業に「食パラッチ」注意報
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.20 15:05
米ウォルマートは2014年2月、中国北京店で脂肪成分を表示していないソーセージを販売したという「食パラッチ(食品+パパラッチ)」の申告で4590元(約77万ウォン)の罰金と2万916元(約354万ウォン)を賠償金を支払った。
食パラッチは賢く、ウォルマートは軽率だった。製品の成分表示規定に詳しい食パラッチはより多くの賠償金を受けるために49.8元(約8400ウォン)のソーセージを42個も購入した。成分表示を徹底的に確認できなかったウォルマートは経済的な損失はもちろん、世界最大の流通企業としてイメージに傷を負った。
ウォルマートの事例のように中国では賠償金を狙った「食パラッチ」の活動が活発で、現地に進出した韓国企業は注意が必要だ。食パラッチとは、不良食品や規定・規格上の問題点を見つけだして申告し、補償・褒賞金を狙う人をいう。