韓国ファッションの中心地東大門、中国人バイヤーがうれしくない理由(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.19 10:36
アパレル・流通業界では東大門がひとつの軸であるKファッションが輸出のドル箱産業になるには韓国人デザイナーと業者が直接中国市場を攻略するのが望ましいと考える。代表的な事例がオンラインファッション専門ショッピングモールの中国進出だ。
韓国1位のグローバル電子商取引プラットフォーム運営会社であるカフェ24によると、2003年からカフェ24を通じて作られた専門ショッピングモールは100万件に達し、このうち70~80%がファッション分野だ。2010年に専門ショッピングモールを通じて中国に直接進出した「スタイルナンダ」の場合、昨年売り上げ1000億ウォンを上げるKファッションの看板企業に成長した。
Kファッションの成長は当分続く見通しだ。統計庁によると昨年オンラインモールを通じた海外個人直販は1兆1933億ウォンで、このうち中国人消費者の割合は68%だった。品目別では化粧品が6576億ウォンで圧倒的だったが、衣類・ファッションも2575億ウォンで前年比55%増加した。中国のアパレル個人輸入市場規模は昨年2兆ウォンだったが、2018年には9兆~10兆ウォン規模に成長すると予測される。