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【コラム】THAADを放棄しよう=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.01 10:27
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現代戦は陸・海・空・宇宙・サイバーの5次元戦争だ。北朝鮮のサイバー攻撃能力はすでに米国のソニー・ピクチャーズや韓国の金融機関・報道機関へのハッキングで証明された。北朝鮮の恐るべきサイバー部隊は韓米連合軍の指揮統制機能を開戦初期にマヒさせようとするだろう。

Pac-3が逃すかもしれない敵のミサイルを再迎撃するチャンスを持つという意味でTHAADはないよりもあった方が良い。これをプラスの項に置いて、このプラスの項を相殺してしまうマイナス項を計算せざるをえない。それは中国の反発だ。韓国と米国は中国に対してTHAADは中国ではなく北朝鮮のミサイルを狙ったものだと幾度となく説明しているが、中国はTHAADが米国と日本のミサイル迎撃網(MD)に編入される韓米日共同防衛体系の一部分と認識している。

 
今年5月にオバマ米国大統領がベトナムを訪問してその国に対する米国の武器輸出禁止措置を解除したことを機に米国によって包囲されているという中国の被害意識は一層大きな刺激を受けた。南・東シナ海で中国の膨張戦略を牽制するために米国は、インド・ベトナム・フィリピン・豪州・日本と2~3カ国単位の安保ネットワークを着実に構築していく。そのたびに中国に対する北朝鮮の戦略的な身代金は急騰する。すでに中国を通した北朝鮮とパキスタンの核コネクション復活が報道されている。米国が南・東シナ海で中国を圧迫するほど対北朝鮮国際制裁に対する中国の参加強度は落ちるほかはない。

韓国の選択は2つに1つだ。THAAD配備の代価として中国を確実な北朝鮮の後見国家にすることがその1つだ。THAAD放棄によって中国にとって北朝鮮の牽制にさらに積極的に出るようにすることが2つ目だ。正解はTHAAD配備の放棄だ。韓米関係は若干の後退を容認するだけの余裕がある。韓中関係にはそのようなマージンがない。戦争防止が至上命令なのにTHAADがあれば北朝鮮の挑発意志は折れない。いっそTHAADを放棄して中国の力を借りながら北朝鮮の戦争挑発を事前防止することが最善の政策だ。

外交・安保・公共外交ラインの多くの親米派たちは米国に、親中派の人々は中国に行って奔走せよ。ピュロスの勝利(Pyrrhic victory)という昔のギリシャの故事がある。耐えがたい犠牲を払った上での勝利をいう。韓国、北朝鮮の戦争では私たちが勝って統一になる。しかしそれはピュロスの勝利にすぎない。

金永熙(キム・ヨンヒ)国際問題論説委員


【コラム】THAADを放棄しよう=韓国(1)

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