「THAAD韓国配備、中国の懸念を重視してほしい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.17 07:50
米国が主導する高高度ミサイル防衛体系(THAAD)の韓国配備の可能性に中国が公式的に懸念を表明した。また中国が主導してきたアジアインフラ投資銀行(AIIB)に韓国が創立メンバーとして加入してほしいと再び要請した。AIIBは3月末が申請期間であり、近いうちに結論を出さなければならない。
訪韓中の劉建超中国外務次官補は16日、ソウル外交部庁舎で李京秀(イ・ギョンス)外交部次官補との業務協議を終えた後、記者らに対し、「THAAD問題に関して率直かつ自由な対話をし、中国の考えを伝えた」とし「中国の関心と懸念が重視されることを望む」と述べた。これとともに「米国と韓国がTHAAD問題に関し、妥当な決定をすることを望む」と述べた。