【コラム】韓国の教育熱、限度を超え過ぎた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.30 14:32
毎日午後6時と午後10時にさえなればソウル江南区大峙洞(カンナムグ・テチドン)一帯の道路は駐車場に変わる。ここに集まっている塾の授業が一斉に終わる時間帯だからだ。ウンマ交差点を中心に十字路を1キロ進むのにひどい時は20分以上かかる。以前は道谷(トゴク)駅と大峙駅の間の南部循環路が最も渋滞していたが、主要な塾が1ブロックずつ北上しながらいつのまにか渋滞区間も変わった。
渋滞は歩道側の車道に列をつくっている車両から始まる。塾界用語で「ライディング」だ。
母親たちは子供たちを乗せるために車の中で待機している。子供たちが出てくる時間には、すぐそばの車道まで駐車場になったりする。このように両方向2車道とも少しも動かないばかりか塾が運行するミニバスまで加勢すればボトルネック現象が生まれるのは当然だ。渋滞は20~30分間続いて車が抜け出た後はウソのようにあっという間に解消される。