日本大学生40% 「慰安婦、十分に賠償」…歴史歪曲教育が深刻
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.02.04 15:26
日本の大学生の相当数が日本軍慰安婦被害問題に対してすでに十分な賠償をしたと考えていることが明らかになった。韓国広報専門家である誠信(ソンシン)女子大教養学部の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は4日、韓国と日本の大学生各250人を対象に実施したアンケート調査の結果を公表した。調査は徐教授研究チームと韓国広報連合サークル「生存競争」が先月、実施した。標本誤差は95%で、信頼水準は±4.4%ポイントだ。
最も大きな認識差が表れたのは慰安婦と強制徴用被害者に対する賠償問題の部分だった。韓国の大学生は「日本の公式謝罪と賠償が必要だ」という回答(94.4%)が圧倒的だった半面、日本の大学生は「日本はすでに十分に賠償した」(37.6%)という意見が最多だった。この問題についてはこれ以上の言及を望まないという日本の大学生の回答も30.0%あった。徐教授は「日本軍慰安婦が何のことか分からず、アンケート調査員に聞き直す場合もあったし、すでに十分に賠償したと回答している場合が多いところを見ると、日本の歴史わい曲教育が深刻だということが分かった」と伝えた。