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朴槿恵大統領「経済・安保は危機状況」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.28 09:18
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朴槿恵(パク・クネ)大統領は27日、英国の欧州連合(EU)離脱と関連し、「韓国経済をめぐる対外環境はいつになく深刻化しているだけに、汎政府次元の危機対応体制をまとめ周到に維持しなければならない」と述べた。朴大統領はこの日青瓦台(チョンワデ、大統領府)で首席秘書官会議を主宰し英国の欧州離脱に対し初めて言及した。

朴大統領は「金曜日に英国がEU離脱を選択して世界の金融市場が大きく揺れ動いており、韓国の株式市場と外国為替市場にも波紋が広がっている。世界経済環境が脆弱な状態で英国の欧州離脱が発生したため国際金融市場の不確実性はさらに大きくなり、グローバル貿易が萎縮する懸念もある」と診断した。その上で「市場状況に対する24時間のモニタリングとともに市場安定化に向けた必要なすべての措置を施行し韓国経済に及ぼす波及が最小化されるようにするよう望む」と求めた。

 
英国の欧州離脱とともに北朝鮮のミサイル挑発にともなう経済と安保の「二重危機」にも言及した。

朴大統領は「英国の欧州離脱をはじめとする内外の経済環境悪化と北朝鮮の相次ぐ挑発で安保危機が続く状況の中、(造船・海運などの)構造調整を本格推進しなければならない厳しい状況だ。韓国経済が再び活力を取り戻し、1段階さらに跳躍するための重要な瞬間だ」と強調した。また「いまわれわれの分裂を試み北朝鮮を擁護する勢力を防がなければならない」とも話した。

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