<韓国旅客船沈没>「朴槿恵政権の危機管理能力が試験台に」外信も集中報道
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.20 12:07
セウォル号沈没から4日目の19日も国際社会の耳目は事故現場に集中した。外信はイ・ジュンソク船長拘束、遺体追加収容と犠牲者の葬儀、航海士の経験不足などのニュースをリアルタイムで報道し、今回の事故は人災だと伝えた。ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナルなどはアジア地域に駐在する特派員全員を珍島(チンド)の事故現場に急派した状態だ。ウォールストリートジャーナルは、「この事故は朴槿恵(パク・クネ)政権の危機管理能力に対する試験台になるだろう」と伝えた。
事故原因に対する分析も続いている。CNNの記者は18日に珍島の現場から、「大人の言葉には服従する韓国の文化的特性により学生たちの犠牲が大きくなった」と分析した。「船があっという間に沈没したのではないのに救助人数はなぜ少ないのか」というアンカーの質問に対して答えたものだ。記者は「(船内に)そのままいるように」という案内放送の内容に言及し、「韓国の学生は大人が『中にいろ』と言えばその言葉を聞く。大人が子どもよりもわかっているというのが常識の社会だ」と説明した。