<英EU離脱>米・EU・日本「金融緩和する」ブレグジット・ファイアウォール
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.27 08:46
ブレグジット(Brexit:英国の欧州連合脱退)の1次衝撃が市場を襲っていった。英国国民がブレグジットを決めた「黒い金曜日(24日)」1日だけで世界の証券市場で2兆5400億ドル(約3000兆ウォン)が蒸発した。ブレグジットは2008年のようなグローバル金融危機を起こすのか、世界経済をまた大不況(Great Recession)へと推し進めるのだろうか。
24日(現地時間)、ニューヨーク証券市場の状況が未来を予測する参考になりうる。ダウ指数(マイナス3.4%)とS&P500指数(マイナス3.6%)が大きく落ちたが「パニック」ではなかった。昨年8月24日のチャイナショク時にニューヨーク証券市場では1300回のサーキットブレーカーが発動した。株価が急落した時、一時的に株式の取引を中断させる措置だ。今度は40回程度発動した。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は「金融危機の記録にははるかに及ばない」と伝えた。ブレグジットと金融危機は違うと評価する理由だ。