朴大統領「アフリカと5年間に人材1万人交流」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.28 11:17
エチオピアを国賓訪問中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は27日(現地時間)、首都アジスアベバのアフリカ連合(AU)を訪問し、ネルソン・マンデラ・ホールで特別演説をした。AUはアフリカの国連と呼ばれる。モロッコを除いた54カ国が参加している。ここで演説した韓国大統領は朴大統領が初めてだ。
朴大統領は「アフリカの新しい未来に向けた共生パートナー」と題した演説で、「韓国が過去の半世紀に試行錯誤を経て体得したさまざまな開発経験を共有したい」とし「アフリカの青年雇用機会を増進させる『双方向1万人交流計画』を推進する」と述べた。朴大統領は「今後5年間、アフリカの人材6000人に韓国やアフリカで教育、訓練を受ける機会を提供し、韓国のボランティア団4000人をアフリカに派遣する」と話した。交流計画には5年間に約2億ドルの支援が行われる。韓国政府は今年初めてAUに平和基金200万ドルも支援する。