韓経:「バイオハブ」シンガポールVS多国籍企業離れる韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.19 10:07
13日、シンガポールのトゥアス・バイオメディカル・パーク。国際空港から自動車で50分(約50キロ)の距離にあるトゥアス地域に入ると起重機やフォーククレーンが休む間もなくなく動いていた。メルク・シャープ&ドーム(MSD)やアルコンなど多国籍製薬会社の看板が目を引いた。
消毒剤「ベータディーン」を開発したグローバル製薬会社ムンディファーマはこの日、生産施設および研究開発(R&D)センターの起工式を行って年末までに1億シンガポールドル(約860億ウォン)を投資して7300平方メートル規模の設備を作ると発表した。アジア初の生産拠点としてシンガポールを選んだのだ。ムンディファーマ新興国市場のラマン・シン社長は「研究インフラ・人材など多様な要素を考慮した」として「アジアに生産施設を作るのはシンガポールが初めて」と話した。