日産ディーゼル車、同じ実験で韓国は「不正」、英国は「合法」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.18 08:49
「日産が故意に『キャシュカイ』の排ガス量を不正操作した」という環境部の発表をめぐり論争が起きている。環境部の発表とは違い、英国政府は日産のシステムを不正でないと判断した。
中央日報は英交通省が4月21日に発表した報告書「自動車排出ガスプログラム」を単独入手した。日産の排ガス操作はフォルクスワーゲンの不正とは違うという点が核心だ。
報告書は排ガス操作システムを2つに区分している。一つは「実験室パターン認知戦略(Cycle Recognition Strategy)」だ。特定試験場で温度を20-30度に維持し、空調機を切った状態で車が走行する時の排ガスを測定する。このように規定された状況だけで排ガス操作システムが作動する場合、これを「実験室パターン認知戦略」と見なす。これは不正だ。フォルクスワーゲンのいわゆる「ディーゼルゲート」がこのような方式だった。