【コラム】「太陽の帝国」メキシコをつかもう=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.10 15:31
「太陽の帝国が熱く燃えている」。中南米の星でありテキーラの国、メキシコのことだ。メキシコ人の根であり自負心であるアステカ文明は「太陽の帝国」と呼ばれる。太陽を世界の中心と考えたアステカは首都の規模が当時のローマやコンスタンチノープルより大きかった。
外国勢力の侵入で太陽の時代は幕を下ろしたが、500年が過ぎた今、アステカの後えいが再び熱く燃えている。メキシコは1994年の北米自由貿易協定(NAFTA)加盟とともに経済発展に拍車を加えた。1億2000万人にのぼる内需市場と有利な地理的条件、そして積極的な海外投資誘致政策でアステカの栄光を再現している。実際、世界銀行が発表した「2016年ビジネス環境指数」で中南米1位になるなど、メキシコは中南米で最も輝きのある国となった。