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韓国で列車脱線事故…9人死傷

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.22 10:18
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22日午前3時40分ごろ、全羅南道麗水市(ヨスシ)栗村(ユルチョン)駅付近で第1517ムグンファ列車が脱線した。この事故で機関士ヤンさん(53)が死亡、乗客8人が負傷し、近くの病院で治療を受けた。

前日午後10時30分ごろソウル龍山(ヨンサン)駅を出発した列車は順天(スンチョン)駅を経由して麗水エキスポ駅へ向かう途中、全9車両(機関車1、発電車1、客車7)のうち機関車1両と客車4両が脱線した。列車には死亡した機関士を含む乗務員5人と乗客23人が乗っていた。麗水消防署と警察は160人の人員と救助車・救急車など装備58台を投入して事故を収拾した。

 
この事故を受け、全羅線の順天-麗水エキスポ駅間の列車運行が全面ストップした。麗水エキスポ駅を出発予定だったKTX702列車(5時)とセマウル号1122列車(8時30分)などの2列車は全州(チョンジュ)駅、KTX704列車(6時)は南原(ナムォン)駅に出発地が変更された。

ムグンファ号3便(1508列車午後12時15分、1510列車午後1時15分、1514列車午後3時25分)は出発駅が順天駅に変更された。

KORAIL(韓国鉄道公社)はこの日午後10時までに緊急復旧を完了し、列車を単線で運行する方針だ。23日の始発(KTX702列車午前5時)からは正常運行が可能とみている。

国土交通部やKORAILなど関連当局は順天駅-栗村駅区間の線路メンテナンス作業過程で列車が上り線と下り線を交差運行している途中、分岐器付近で脱線したと推定した。正確な事故原因は航空鉄道事故調査委員会の調査を通じて発表する予定という。

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