【社説】朴大統領の残念な「総選挙認識」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.19 13:51
選挙の5日後に出てきた朴槿恵(パク・クネ)大統領の「4・13総選挙認識」は残念だ。一部で選挙弾劾、投票弾劾という声まで出てくるほど激しくなった民心の要求に大きく及ばなかった。その民心は大統領の国政運営方式に対する率直な謝罪と新たな変化を知らせる一大人的刷新を期待した。しかし昨日の首席秘書官会議で朴大統領の肉声発言には謝罪もなかったし、刷新の青写真も見られなかった。
朴大統領は「今回の選挙結果は国民の民意が何だったかを考える契機になったと考える。民意を謙虚に受け入れ、国政の最優先順位を民生に置いて、使命感で経済発展と経済革新3カ年計画を締めくくる」と述べた。続いて「第20代国会が経済と民生にまい進する、働く国会になることを期待し、政府も新しくスタートする国会と緊密に協力していく」と明らかにした。首席秘書官会議で朴大統領の冒頭発言は普通10分を超えるが、この日は6分程度と短い方だったという。