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【コラム】トランプ現象は終わるのか=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.08 13:27
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トランプは庶民の不満をヒトラーに劣らない扇動・宣伝術で利用している。トランプはロジャー・ストーンという破廉恥な中傷宣伝専門家が裏で書く脚本通りに人種差別的、排他的発言を吐き出す。米国・メキシコの国境に障壁を設置して麻薬と不法移民者を防ぐ、テロリストは家族まで処刑する、韓半島(朝鮮半島)は我々が関与するところではない、在韓・在日米軍を撤収する、高い関税で中国商品が入らないようにする、NATO同盟国に欧州防衛費用を支払わせる…。

ロジャー・ストーンは『クリントン家の女性をめぐる戦争』という奇妙なタイトルの本で、クリントンの娘チェルシーがビル・クリントンの娘ではなく、ビルには黒人売春婦が産んだ息子がいると主張する。11月の大統領選挙でヒラリー・クリントンとドナルド・トランプが対決する時、トランプが使う中傷宣伝資料だ。トランプ現象はトランプが共和党の候補になるかどうかに関係なく、米国の政治文化を深く混濁した溝に陥れている。ジョージ・W・ブッシュ元大統領の演説担当補佐官ピーター・ウェラーはこのように嘆く。「共和党は分裂した。トランプが大統領選の候補になれば共和党は終末を迎える」。共和党が終わるという言葉は誇張だが、換骨奪胎する改革は避けられない。米国の政治、より大きく米国の文明自体も反省が要求される。

 
ウィスコンシンがトランプ暴走の最後の阻止線になることを期待する。韓国と日本に核兵器保有を認めるというトランプは、ウェラーの表現のようにぞっとする毒性を持つ情緒的に不安定な人物だ。そのような人が米国大統領になるというのは想像するだけでも鳥肌が立つ。在韓・在日米軍が突然撤収すれば最も喜ぶのは金正恩(キム・ジョンウン)であり、韓半島はいつ爆発するか分からない火薬庫となる。アジア・太平洋地域の秩序は中国の主導に移る。トランプが7月の全党大会までマジックナンバーである1237人の代議員数を確保できず、競争による党大会(Contested convention=決選投票)という複雑な手続きに基づき理性的な代案候補が出てくることを祈る心で待つ。

金永熙(キム・ヨンヒ)国際問題論説委員


【コラム】トランプ現象は終わるのか=韓国(1檁

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