韓経:<韓国景気底論争>「景気底打った」vs「一時的な現象」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.01 15:34
2月の鉱工業生産など一部の経済指標が予想外の好調傾向を見せながら韓国内の景気が底を打ったのかをめぐり専門家の間で論争が起きている。国際原油価格などの対外条件が改善されており国内景気が底を打って反騰し始めたという「肯定論」と、産業生産など一部の景気指標の改善は年初の景気不振にともなう「基底効果」の側面が強くまだ景気回復を論じる段階ではないという「慎重論」が拮抗している。
キム・ソンテ国民銀行エコノミストは「成長率の面では最悪の状況を通り過ぎたことは確実なようだ」と評価した。彼は「何よりも国際原油価格が反騰しながら輸出が回復していることが肯定的」としながら「輸出増加率は4-6月期から7-9月期初めまで良好に出てくる」と予想した。