<インタビュー>ギメ美術館館長「韓国の芸術品、最高の外交官」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.03.29 17:29
--ギメ美術館と韓国の縁はいつからか。
「美術館の韓国遺物展示を見るとぼう大でよく整っているが、その理由はギメ美術館の韓国遺物は韓国とフランスの外交関係と深く関連しているからだ。1886年に国交正常化して韓国に赴任した最初の大使がコランド・ブランシュだった。ブランシュは韓国美術に魅了され、絵画・陶磁器を収集し始めた。同じ時期にシャル・バラというフランスの学者も韓国に入ってきたが、バラも韓国の美術品に魅了された。絵画作品も収集したが、民話・家具・繊維・仮面・その他の生活用品も収集した。2人が帰国し、1891年にフランス最初の韓国美術展示をパリで開催することになった。この2人の収集家の韓国美術品に対する熱情的で異なる視点の作品のおかげで、フランスは韓国美術世界に対して幅広く理解できるようになった」