金正恩の生母・高英姫の墓、平壌大城山に聖域化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.29 17:20
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の生母・高英姫(コ・ヨンヒ、2004年死亡)の墓が平壌市(ピョンヤンシ)の中心街(凱旋門)から北東に約8キロ離れた大城山(テソンサン)区域に造成されたと、政府当局者が伝えた。平壌に住んでいた脱北者と一部の国内専門家の伝言で、高英姫の墓が大城山近隣にあるということは伝えられていたが、具体的な位置が公開されたのは初めて。
政府当局者は28日、「高英姫の墓は韓国の国立顕忠院に該当する北の革命烈士陵の近くに位置する大城山朱雀峰のふもとに作られている」とし「金日成と抗日武装活動を一緒にした指揮官の墓である革命烈士陵は北の住民に神聖なところと考えられ、金正恩の生母を偶像化する意味があるようだ」と述べた。