セヌリ党の「半分の真実」月探査公約、「二番煎じ」「無賃乗車」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.28 15:28
選挙は「言」だ。政治市場には候補の言葉、運動員の言葉、政府の言葉が入り乱れる。有権者の耳目を集める言葉を検証することは重要だ。ファクトチェッカー(Fact Checker)ニュースとは、記者がファクトチェッカーになり発言や政策が真実か偽りかを判断する事実検証ニュースだ。
その初回はセヌリ党の公約集48ページ。「韓半島(朝鮮半島)で初めて月探査を成功させ、宇宙強国を実現する」(2020年まで)。可能だろうか。
(1)推進状況=セヌリ党は4つの課題を提示した。▼75トン級エンジン開発、300トン級(3段型ロケット)韓国型ロケット独自開発▼試験用月軌道船開発・打ち上げ▼米航空宇宙局(NASA)と月探査技術協力ための国際協約締結▼月軌道船・着陸船の自力開発、打ち上げだ。夢のような話だが、政府で実際に推進中の事業だ。未来創造科学部は昨年12月31日、「月探査を来年から本格的に着手する」と明らかにした。