シュティーリケ監督が率いるサッカー韓国代表が記録を更新した。８試合連続の無失点勝利だ。

韓国代表は２７日、タイのバンコク国立競技場でタイ代表と親善試合を行い、石鉉俊（ソク・ヒョンジュン）の先制決勝ゴールで１－０で勝った。今回の勝利で韓国は８試合連続無失点となり、韓国サッカーの歴代最多無失点勝利記録を更新した。ハム・フンチョル監督時代の１９７８年、李会択（イ・ヒテク）監督時代の１９８９年の７試合連続無失点勝利を上回る記録だ。

韓国は前半、早い時間に先制ゴールを決めて機先を制した。前半４分、高明振（コ・ミョンジン）のスルーパスを受けた石鉉俊がペナルティーエリアの外から強力な右足シュートを殴った。ボールはクロスバーに当たってゴールに吸い込まれた。

先制した後も韓国は攻勢を続けた。韓国は前半３１分、決定的なチャンスを迎えた。左サイドからのクロスに李庭協（イ・ジョンヒョプ）が頭で合わせたが、ボールはＧＫの正面に向かった。

後半開始と同時に石鉉俊の左足シュートで攻撃を始めた韓国だったが、流れはタイに移った。タイは鋭い攻撃を続けた。ＧＫ金承奎（キム・スンギュ）の好セーブで韓国は危機を乗り越えた。韓国は朱世種（チュ・セジョン）、李青竜（イ・チョンヨン）を投入して変化を狙ったが、追加点はならなかった。結局、韓国は１－０の勝利で試合を終えた。