【中央時評】公認は陰謀・報復・嫌がらせドラマなのか=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.25 17:24
数カ月間続いた各政党の公認過程がようやく終わり、今日、候補者の登録が締め切られる。これまで出てきた公認過程と結果に対する無数の批判の核心は結局、党内民主主義の問題に要約されるのではないかと思う。民主主義の牽引車の役割をするべき政党が内的に民主的でないということ、特に国会議員を選出する最初の関門-ある意味で本選より通過するのが難しい-公認の過程が全く民主的でないという指摘がそれだ。
このような意見に反対するのは難しいが、現在のすべての政党指導部や公認委員は聞こえないように「政党はもともと民主的ではない」とつぶやいているかもしれない。言い換えれば、政党が全体的な民主主義政治過程で重要な役割をするが、その根源的な属性上、民主的に動きにくいということだ。むしろ権力獲得を目標に有機体的な効率性と政治的統一性を追求する過程で、根本的に権力が少数に集中する傾向があるというのはよく知られた事実だ。