朴大統領「我々の経済は春来不似春」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.09 07:37
朴槿恵(パク・クネ)大統領は8日、「最近は少しずつ暖かくなり、春が来るのを感じるが、我々の経済はまだ温まらず残念だ」とし「啓蟄にカエルが目を覚ますように国会に眠っているサービス産業発展基本法案が眠りから覚めることを期待する」と述べた。朴大統領はサービス産業関係者懇談会で争点法案の処理遅延を春来不似春(春が来たがまだ春は遠い)と表現した。この日の行事は日程になかったが、サービス法案などの処理を促すために青瓦台(チョンワデ、大統領府)側が緊急に用意した。
朴大統領は「いくらでもできることができず、もどかしく残念だ」とし「より多くの雇用を創出できるサービス産業活性化と労働改革が依然として既得権と政争の担保になっている」と野党を批判した。朴大統領はこの日、「残念」という言葉を4回も繰り返した。また「国民に良いサービスを提供でき、関連産業もいくらでも発展させられるにもかかわらず、一部の既得権層のために止まっている場合もある。遠隔診療を認めるための医療法改正案が国会で止まっているのが代表的な事例」と述べ、野党を「既得権層」と表現したりもした。