「尹東柱」の取り調べ刑事と刑務所看守…日本から来た2人の俳優(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.25 17:25
武田裕光は東京で演劇俳優として活動していた頃に『JSA』を観て韓国映画の魅力にはまった。そして韓国に渡ってきて9年間生活している。『炎のように蝶のように』の出演を機に忠武路に足を踏み入れたが、韓国語が完ぺきではなく知名度も高くない日本人俳優には仕事がなかなか与えられなかった。
台湾で活動することを決心して荷物まで送った彼を再び思いとどまらせた映画は2014年の『鳴粱(ミョンリャン、邦題:バトル・オーシャン 海上決戦)』だ。最高観客動員記録を打ち立てたこの映画で李舜臣(チェ・ミンシク扮)に対抗する日本軍の将軍役で出演した。