【コラム】世界経済が厳しい時であるほど=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.23 11:30
いずれにせよ日本銀行は今後引き続き量的緩和とともに金利をさらに下げていくものとみられる。このような日本の通貨政策もまた、世界の外為・金融市場の変動性を一層高めることになるのは明らかで、韓国が特に留意しなければならない側面だ。
これまでギリシャ事態などで問題になってきたユーロ圏経済もある程度安定を取り戻し、近い将来に世界経済を揺るがすほどの大きな危機の根源にはならないものとみられる。欧州中央銀行(ECB)は3月初めにさらに積極的な量的緩和と景気振興策を出すと予想される。