韓経:「円安の最大被害国は韓国…19カ国中で輸出減少最も大きく」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.19 10:47
主要国の中で、円安によって最も大きい被害を受ける国は韓国だという分析が出てきた。自国の通貨価値を下げようとする「為替レート戦争」の影響をもう少し詳しく調べなければいけないという指摘だ。17~18日にソウル大学で開かれた「2016経済学共同学術大会」で経済学者は韓国経済の威嚇要因についてさまざまな分析を出した。1200兆ウォンに迫る家計負債が内需回復の障害物になっているという憂慮も提起された。
◆円安は韓国への直撃弾
韓国技術教育大学のチェ・ドヨル産業経営学部教授とパク・スンロク漢城(ハンソン)大経済学科教授は「円安の近隣窮乏化の効果分析」論文で、「日本の円安政策は主要19カ国の中で韓国に最も大きな被害を与えることが明らかになった」と説明した。円レートの変化が各国の国内総生産(GDP)に及ぼす影響を統計分析した結果だ。