【時論】グローバル金融緩和戦争でサンドイッチになった韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.05 09:40
香港を含む中国市場に対する不安感が大きくなっている。中国マクロ指標の正確性に対する不信が支配的である上に中国政府が出す対策に対しても市場が信頼できずにいる。例えば中国国内総生産(GDP)等の景気関連指標が発表されても市場は数字を信じることができない様子だ。中国政府が多様な証券市場安定策を発表しても効果がない場合が増えた。
最近、金融界では中国の実物指標より、果たして中国政府が外国為替市場を統制する能力があるのかに関心が集まっている。年初から香港など域外市場で急に人民元安が見られた点と中国からホットマネー資金が急速に流出する状況であるため中国政府は結局は急速な人民元安を容認するほかはないという認識が生じている。