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韓国、大国拒否感を利用すればイランで成功する(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.27 17:00
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--制裁解除が中東情勢に及ぼす影響は。

「これまではイランが力を使えなかったせいでサウジアラビアを中心にした湾岸協力会議(GCC)諸国が中東の強者として台頭していた面があった。だが今後は状況が変わるだろう。サウジが西側とイラン間の和解で緊張するかもしれない。だがイランが残っている力を周辺国家を抑圧するために使うとは見ていない」

 
--イスラム国(IS)問題も新たな局面を迎えるだろうか。

「これまでISに対する西側戦略はほとんど効果がなかったのは事実だ。これを整理するには米国もイランと協力しなければならない。するとイラクとの協力も容易になる。現状況ではISに効果的に対応できる勢力はイランしかないということだ。これまで米国は地上軍の派遣はないといって最近、特殊部隊は送ると立場を変えた。こうなればベトナムの時のようにますます深みにはまる可能性がある。このようなどん底に陥らないようにするならイランと協力しなければならない」

イラン制裁が解ける前までシン会長はずっとイランを公正に対応すべきだと力説してきた。それでこそ制裁解除後に韓国がまともな待遇を受けられるというのが彼の信念だった。このためシン会長は時に韓国の国益を破ってイランの肩を持つという非難を受けることもあった。だが、これによってイラン側から全面的な信頼を受けている。彼が国内最高のイラン通に挙げられる背景だ。

--イラン市場をどのように評価するか。

「イランは市場規模よりも潜在力で説明するのが正しい。天然ガス・石油・銅など各種鉱物と資源の保有量は世界最高だ。その上広大な土地、多くの人材、若くて優秀な人材に数学・化学・医学など基礎学問のレベルも高い。ペルシャの学問は昔から優秀ではなかったか。潜在力で見る時この地域でイランと両立できる国はトルコぐらいだけだ」

--イランで最も有望な分野は。

「40年間の制裁でインフラがきわめて劣悪だ。特に通信インフラが悪い。テヘランでは曲がり角を回るだけで携帯電話が途切れる。インターネットもうまくいかない。80年代後半のソウル水準だ。それでもその広い土地に通信インフラは敷かなければならない。韓国は知識と経験で協力できる余力もある。したがって無線通信のような分野が最も有望だ。イランはまた広い土地に川がない国だ。カスピ海の方では木や花が育つがテヘラン後方の山の南側は砂漠か準漠地地帯だ。その代わりに地下水が豊富だ。だがイランはこれまで地下水開発に関連した政策的ミスで水問題が深刻だ。韓国の水資源公社をはじめ水管理の経験と技術を蓄積している政府・公企業がイラン側のパートナーと協力すれば水管理分野にも進出できる。また鉄道網も非常に立ち遅れている上に第2次世界大戦後は事実上開発がオールストップ状態だ。高速道路網も完備しておらず港湾もしっかりつくられていない。インフラ分野は途方もない投資と開発が必要だ。イラン政府の立場として今後すべき仕事が無尽蔵なわけだ。韓国開発研究院(KDI)のように60年代以降、経済開発の経験が蓄積されている国内機関が出れば支援できる」

--イラン内の韓国のイメージはどうなのか。

「十分すぎるほど韓国と韓国文化が好きだ。その中でも連続ドラマ、特に史劇の人気が高い。イランはチャネル数も少ない上に酒場もないため夕方ならいくつかの放送局で放映されているドラマを見るほかはない。韓国とイランの情緒が似ているのか『大長今(テジャングム、宮廷女官チャングムの誓い)』や『朱蒙(チュモン)』のような連続ドラマが大人気だ。すべての人がこうしたドラマについて話して出演俳優がテヘランに行けば人だかりができる。過去に韓国人が現地で建設工事を行った時は熱心にして信義を持って取り組んだ。そのおかげで韓国企業に対する信頼が大きい。また韓国の家電製品に対する選好も高い。イランの未婚女性たちは結婚2~3年前から結婚用品として韓国の電子製品を買って空き部屋に積み上げるそうだ」


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