【中央時評】「沈黙する多数」の恐ろしい選択=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.06 17:26
朴槿恵(パク・クネ)大統領の反対勢力にとって最も当惑するのは、彼女が「選挙の女王」ということだ。反対勢力が攻撃するのを見ると、大統領は選挙ごとに惨敗して当然だ。しかし全く逆だ。2004年以来、朴槿恵はあらゆる選挙で突破に成功した。自分の勢力を生かし、党を救い、政権を防御した。
2004年の総選挙序盤、ハンナラ党は盧武鉉(ノ・ムヒョン)弾劾と「車ごと不正資金」という罠にかかった。党が100席を割るという分析が多かった。しかし朴槿恵代表が出てきて「助けてほしい」と訴えた。有権者は121席を与えた。2008年、李明博(イ・ミョンバク)勢力の公認虐殺で朴槿恵グループは滅門の危機に直面した。朴槿恵は「とにかく生きて帰ってきなさい」と語った。党から追い出された彼女の勢力は本当に多数が生きて帰ってきた。