野党の解任建議案の標的になった外交部長官「牡牛の角をつかむ気持ちで合意」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.31 14:44
野党が尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官解任建議案カードを取り出した。旧日本軍慰安婦被害者問題の解決のための韓日間合意から2日後、尹長官を標的にした。
野党「共に民主党」の李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表は30日、記者会見を開き、「わが党は韓日間の合意を受け入れることができない。もう一度交渉しなければいけない」と要求した。また「当事者である慰安婦被害者の意見が排除され、日本政府の法的責任も抜け、少女像移転にも実質的に合意した愚かな措置」と交渉を批判した。さらに「尹長官解任建議案提出と本会議緊急懸案質問および糾弾決議案採択、国民反対運動展開などを党レベルで推進する。この合意は両国政府の口頭発表にすぎないため、わが党の執権時はいかなる拘束も受けず、政治外交的にも責任がない」と述べた。