【社説】与野党、きょうの交渉は「コンクラーベ精神」で終わらせよ=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.12.20 13:17
セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表と元裕哲(ウォン・ユチョル)院内代表、新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表と李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表がきょう午後国会で会合を持つ。選挙区画定と争点法案に対する一括妥結を試みるためだ。選挙区画定はすでに法定期日の11月13日から1カ月以上過ぎた状態だ。サービス発展基本法など争点法案は与野党が合意処理するよう約束したが通常国会会期の12月9日を過ぎてしまった。与野党が自分たちの利益を貫徹するため瀬戸際戦術を使いチキンゲームを行っているからだ。
こうした国会を見つめる民心は爆発直前だ。国民は眼中にもなく、ただ自分たちに有利か不利かだけを考える彼らを見て憤怒を超え自愧の念すら覚える。選挙区画定遅延に対する反省どころか20分余りで交渉の場を蹴って出てくるかと思えば交渉場の外では「同じ党なのに代表と院内代表の立場が違う」と相手の党を中傷するのに忙しい。これでも国会が国民の代表うんぬんする資格があるのかと思うほどだ。