『帝国の慰安婦』の朴裕河教授「被害女性を『売春婦扱い』したことない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.03 13:42
慰安婦被害者の名誉を傷つけた容疑で起訴された『帝国の慰安婦』の著者、朴裕河(パク・ユハ)世宗(セジョン)大教授が2日、「私の本が慰安婦を批判したり蔑視する理由はない」と明らかにした。
朴教授はプレスセンターで記者会見を開き、「『帝国の慰安婦』はもともと日本に向かってこの問題に対する関心を促し、背を向けたり否定する日本政府などの思考にどんな問題があるかを分析するために書かれた本」とし、このように述べた。
学術書籍『帝国の慰安婦』は関係者の証言などに基づき慰安婦問題を分析した。被害者はこのうち56カ所の表現を問題として取り上げた。「日本人・朝鮮人・台湾人『慰安婦』の場合、『奴隷』的ではあっても、基本的には軍人と『同志』的な関係を結んでいた」「慰安婦とは根本的に売春の枠の中にいた女性たち」「自発的に行った売春婦」などだ。