「天才少年」ソン・ユグン君、韓国史上最年少の博士に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.19 11:08
「天才少年」として知られているソン・ユグン君(17)が、来年、満18歳3カ月の年齢で博士になる。ソン君は来年2月、大田(テジョン)の科学技術連合大学院大学校(UST)の卒業式で博士学位を受ける。2004年3月にオープンしたUSTは32の政府外郭研究機関が共同設立した修・博士過程大学だ。
ソン君の指導教授である韓国天文研究院(KASI)のパク・ソクジェ博士(58)は「今月17日午後に開かれた学位請求論文審査の公開発表と論文審査委員会で、ソン君が提出した博士学位請求論文『一般相対性理論の天体物理学的応用』が審査を最終通過した」と18日、明らかにした。京畿道九里(キョンギド・クリ)に住んでいたソン君は11歳の時に2009年USTのKASIキャンパスの修士・博士統合過程に入学した。それから7年後、パク博士の指導で博士学位を受けることになった。ソン君が博士学位を受ければ韓国最年少の博士として記録される展望だ。
国内最年少博士についての公式記録はない。これまでの記録は米国ニューヨークのRPI工大で博士学位を受けたチョン・ジンヒョクさん(23年11カ月)、NCソフト文化財団ユン・ソンイ理事長(24年2カ月)等が知られている。