230万人訪れたミラノ韓国館…「韓食文化は一品」世界が熱狂(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.12 15:34
明太ボプラギ(団子状のおかずの一種)やカラスミ、きな粉の干し葉入りみそ汁など安東(アンドン)の特色がたっぷりと染み込んだ宗家の料理を味わって聾巌(ノンアム)李賢輔(イ・ヒョンボ、朝鮮時代の文人)宗宅の静寂な雰囲気を楽しむ。ソウル安国洞(アングクトン)に新しく入った寺刹の料理常設体験館で直接ハスの葉を巻いてちまきを食べ、寺刹キムチを漬けてみる。来年この時期になると国内外の観光客が体験できる「韓食(韓国料理)旅行」の一部だ。
文化体育観光部と農林畜産食品部が手を組んで韓食の紹介に積極的に取り組む。韓食と旅行地をつなげて観光地で特色ある食文化を体験できるような案も含まれている。「韓食」は、海外では「韓国」といえば思い出す代表的な文化コンテンツだ。だがこれまで戦略的な振興策が不備だったというのが大まかな評価だ。政府は先月末に閉幕した「2015ミラノエキスポ」の韓国館の運営成果を基に韓国料理を「世界の中の食」として広めていく方針だ。