【コラム】麻薬清浄国ゆえにより良い大韓民国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.12 10:47
外国人が韓国で最も印象深いのが、まさに治安だ。夜遅く歩き回っても何の問題もない国というのはあまりない。経済協力開発機構(OECD)の「より良い人生の指数(Better Life Index)」のようなものを見ても、韓国は常に最も安全な上位5カ国に入るほどだ。麻薬使用率が非常に低いことが重要な要因として作用したものとみられる。
欧州では麻薬が19世紀から広がったくらいに根が深い。今はイタリアをはじめ多くの国で違法だが依然としてありふれた方だ。それで、韓国には麻薬に関する社会イシューがないだけでなく多くの人が麻薬を使うどころか見たこともないという事実に驚くほどだった。さらに麻薬について言及することさえタブーだという事実も珍しかった。国連麻薬犯罪事務所によれば大麻草の使用率はイタリアが14.6%、韓国は0.29%であり、コカイン使用率はイタリア2.2%、韓国は0.03%であった。韓国は麻薬清浄国というわけだ。