韓米首脳会談以降「南シナ海発言」強くなった外交安保ライン(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.09 09:56
こうした気流の変化には、先月16日に行われた韓米首脳会談が大きな影響を及ぼしたという。共同記者会見でバラク・オバマ米大統領は「中国が国際規範を守らなければ韓国が声を出さなければならない」と明らかにした。これに対して米国が事実上、南シナ海問題に関して韓国が積極的に出てほしいという圧迫をかけたのではないかというメディアの指摘が相次いだ。政府はその時初めて「尹長官が8月のEAS外交長官会議で南シナ海での航行・上空飛行の自由の保障、紛争を高めさせる恐れのある行為の自制の必要性を強調し、米国がこれを評価した」と釈明した。
2日の韓日首脳会談では日本の安倍晋三首相が南シナ海問題を提起した。この事実も日本側が先に発表した後に青瓦台(チョンワデ、大統領府)が「議論があった」と認める形で知らされた。