【コラム】韓国と日本、もう一歩ずつ近くへ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.19 08:02
「最終合意はしていないが、かなり歩み寄った」。韓日間交渉に詳しい消息筋の言葉だ。これは6月11日に朴槿恵(パク・クネ)大統領がワシントンポストとのインタビューで「慰安婦問題に相当な進展がある。交渉が最終段階にきた」という発言と軌を一にする。朴大統領のインタビュー内容が報道された後、日本は朴大統領が何を根拠にそのような発言をしたのか分からないという反応を見せ、我々を戸惑わせた。
しかし昨年から現在まで慰安婦問題に関する8回の韓国外交部と日本外務省の局長級会談が行われ、韓国外交部長官が就任後初めて日本を訪問し、ソウルと東京で開かれる韓日国交正常化50周年記念行事に両国の閣僚級が出席し、朴大統領と安倍晋三首相のメッセージがそれぞれ相手国の行事で代読されるなど、同時多発的に進行される一連の動きを見ると、朴大統領の発言も、上で言及した消息筋の言葉も根拠があるように見え、鼓舞的だ。