習近平「領有権紛争」のベトナム・シンガポール来月初訪問
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.30 09:45
南シナ海の緊張が高まる中で中国の習近平国家主席が南沙諸島(スプラトリー諸島)の領有権をめぐって紛争中のベトナムとシンガポールを訪問する。習主席は来月5~6日にベトナム、来月6~7日にシンガポールを国賓訪問すると中国外務省が29日発表した。
習主席が2013年に国家主席就任後、両国を訪問するのは初めてだ。習主席は来月中旬にフィリピンのマニラで開かれる第23次アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にも参加する可能性が高い。習主席がフィリピンまで訪問すれば、就任後に訪れていない周辺国は北朝鮮・日本の2国だけだ。