<危機の韓国主力産業>すさまじい中国、恐ろしい日本(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.05 11:27
◆現代・起亜車、中国占有率10%以下に
自動車産業の展望も明るくない。世界最大市場である中国で、現代(ヒョンデ)・起亜自動車の位置づけが揺らいでいるのが端的な例だ。昨年6%を超えた現代自動車の中国市場占有率は今年に入って5%台に下がった。4%に迫っていた起亜自動車の占有率は3%台序盤に下落した。
一方、中国の現地企業は躍進している。現代・起亜車のような海外ブランドよりも30~40%安値で車を販売しているからだ。市場占有率3%台序盤で10位圏外だった長安自動車は、今年に入って7月までに占有率を4.5%まで伸ばした。起亜車を超えたのはもちろん7位に跳ね上がり4位の現代車まで威嚇している。同じ期間に長城自動車も起亜車を押しやって10位から8位に上昇した。このままいけば現代・起亜車の今年の年間合算占有率が10%以下に落ちる可能性が高い。